サバの味噌缶を使ったカレーです。サバと野菜の旨み、そして後入れしたピーマンとセロリの風味がカレー粉を使ったと思えない程、複雑なカレーの味わいへと昇華させています。
カレー粉を使用しているのでスパイスを揃えたりする必要なし。手順はやや多いですが、その価値はあるスパイスカレーです。
自画自賛すぎる気もするけど、ちゃんまの自信作!
ぜひ作ってみてください。
材料(4皿分)
- サバの味噌缶 2缶
- ピーマン 2個
- セロリ(葉の部分)1本
- ローリエ 1枚
- ヨーグルト(無糖)大さじ3
- 水 50cc
- カレーの素 半分
- 玉ねぎ 1個
- セロリ(茎の部分)1本
- 人参 1本
- オリーブオイル 大さじ1
- カットトマト缶(400g)1缶
- にんにく 1かけ
- 生姜 1かけ
- カレー粉 大さじ2
- 塩 小さじ1.5
今回作るカレーの素は半分しか使いません。
ちゃんまはいつも多めに作って別のカレーを作ります。
作り方
玉ねぎ、人参、セロリ(茎の部分)はみじん切りにします。(できるだけ細かく!面倒ならフードプロセッサーの力を借りましょう。)
ピーマンは1cm四方くらいに切っておきましょう。セロリの葉もピーマンと同じくらいの大きさにちぎっておくといい感じ。
にんにく、生姜はすりおろしておきます。
カレーの素から作っていきますよ。
作り方(カレーの素)
フライパンにオリーブオイルをいれ、みじん切りにした玉ねぎ、人参、セロリ(茎の部分)を炒めていきます。
焦げないように気を付けながら炒めていきます。これぐらいの量になったらOK。
焦げそうになったら大さじ1の水を足しながら炒めましょう。
トマト缶とすりおろしたにんにく、生姜を投入します。
中火で煮詰めてトマト缶の水分を飛ばします。ペースト状になればカレー粉と塩を加えましょう。
火加減を弱火にし、1分程加熱しながら混ぜていきます。
これでカレーの素は完成です。カレー完成まであと少し頑張りましょう。
ちなみに今回のカレーの素は、ソフリットをベースにしています。
玉ねぎ、にんじん、セロリなどの香味野菜をみじん切りにしてオリーブオイルでじっくりと炒めたもの。凝縮した野菜の甘みと旨みを料理に加えるベースとなる。イタリア料理の手法の一つ。
ソフリットは、ミートソースにもよく使われています。
作り方(カレーの素~完成まで)
カレーの素にサバの味噌煮缶を加え、サバの身をほぐしながら混ぜます。(サバの食感を残したい場合は、ほぐさなくても大丈夫です。)
サバがほぐれたらヨーグルト(無糖)と水を加えます。中火で5分程混ぜながら加熱しましょう。
折ったローリエをいれます。
ローリエは、折ると香りのたちが良くなります。
ちゃんまは、ここで別の容器に移し粗熱をとって冷蔵庫で一日置きます。
え?なんで一日置くのかって?
だってカレーは一日置いた方が味が染みておいしいから!
という理由もありましたが、この日は別の料理がすでにあったので明日の作り置き用です。
もちろん一日置かなくても大丈夫ですよ。
ピーマンとセロリ(葉の部分)を加え、3分程煮ます。味が薄い場合は塩を足してください。
イタリア料理界の巨匠、落合シェフも言っています。何か足りないときは塩を足すと…
塩には、素材の持つ旨味をはっきりさせる効果があります。何か足りないけど何を足せばいいか分からない…
そんな時は、とりあえず塩を足しましょう。
ローリエは、食べないように盛る前に取っておきましょう。
盛りつけて完成です。
さらにスパイス感を出したい場合は、ガラムマサラ(分量外)を小さじ半分加えるといい感じ。
いかがだったでしょうか。さちめしでは誰でも再現できるわかりやすいレシピを目指しています。
分かりにくいところがあればコメントください。それでは
『今日も美味しいご飯で幸せな時間を』