- かつおと昆布の合わせ出汁を作って、いつもの味噌汁や和食をワンランク上の味わいに
- 始めての人でも簡単に10分で出汁ができる
今回は、かつおと昆布の合わせ出汁を作っていきます。
『出汁をとるのって面倒…顆粒の出汁の素でよくない?』…分かります。僕もそう思っていた時期がありました。でも、出汁から作った味噌汁を飲んだ時に世界が変わりました。
「確かに顆粒の出汁の素は、よくできている。顆粒の出汁の素を使っても美味しいみそ汁や和食は完成する。ただ自分で作った出汁を使った料理は、顆粒の出汁の素を使った料理とは全く別物だ..」と衝撃を受けたのです。
もちろん忙しい主婦やサラリーマンは、毎回時間をかけて出汁をとる時間なんてありませんよね。なので今回は10分でできる簡単な合わせ出汁の作り方を紹介します。このレシピの合わせ出汁は、2~3日なら保存できるので、作り置きするもよし、出汁を使って多めの煮物などを作るもよし。ぜひ一度出汁をとった料理の旨味を感じてみてください。
材料(1L分)
- かつお節 30g
- 昆布(だし用)10g
- 水 1L
作り方
鍋に材料を全て入れ、強火にかけます。煮立ったら弱火にし、5分ほど煮ましょう。
昆布やかつお節からしっかり出汁が出るように、時折混ぜてくださいね
ざるにキッチンペーパーをしいて、出汁を濾していきます。
下にボウルなどセットしましょう
出来上がりは、こんな感じです。
出汁の作り方は、以上になります
出汁をとった後の、かつお節と昆布ってどうするん?
捨てる…のはもったいないので、これで一品作っていきましょう
出汁をとった後のかつお節や昆布はどうする?
今回は、出汁をとった後のかつお節と昆布を使ってかみなり豆腐を作っていきます。作り方は、以前のかみなり豆腐と同じです。詳しく知りたい方は、以前の記事をチェックしてくださいね。
材料(2人分)
- 木綿豆腐 300g
- 出汁をとった後のかつお節と昆布
- 青ネギ 1束
- ごま油 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 柚子胡椒(チューブ)6cm
作り方
- 木綿豆腐は、水切りしておきます。
- 青ネギは、小口切りにしておきましょう。
- 出汁をとった後のかつお節と昆布は、みじん切りにします。
フライパンにごま油を入れ、水切りした木綿豆腐を炒めていきます。焼き目がつくまでしっかり炒めましょう。
かつお節と昆布を加え、水分を飛ばすように炒めます。
具材の水分が飛んだら青ネギと醤油、柚子胡椒を加えます。
全体に馴染めば完成です。
味が薄ければ、少し醤油を足しましょう
いかがだったでしょうか。今回は、かつおと昆布の合わせ出汁の作り方でした。10分で作れるお手軽な出汁になります。いわば出汁作りへの入門のようなレシピです。「顆粒の出汁の素で十分と思っている方に、簡単に作れる出汁でも、顆粒の出汁の素を使うよりもおいしいみそ汁が作れると気付いてほしい」と思い、紹介しました。
もちろん顆粒の出汁の素でもおいしい料理は作れますので、使い分ける選択肢の一つになれば幸いです。「面倒だなぁ…」からぜひ一歩踏み出しましょう!